大腸がん検診について
こんにちは。
今回は大腸癌検診について考えてみましょう。
本邦では大腸癌検診として便潜血反応がよく行われています。
この便潜血反応は非常に沢山の人達のなかからガンやポリープをもっている可能性のある集団をピックアップするための検査です。したがって便潜血反応陽性ならば大腸癌だというわけではありません。また、当然ながらこの検査に引っかからないことを理由に「私はガンではなかった」ということは言えないのです。 ここを誤解されている皆さんがいかに多いことか…。 私達内視鏡医はこのあたりのことをしっかりと啓蒙する必要があるのです。
便潜血は数年前に陰性だったので私は大丈夫です!ガンじゃないと思います。とおっしゃって検査を受けられない方が進行大腸癌だったケースもあるのです。
便潜血反応は便を見ているだけで大腸を見ているわけではないのです。
頭のいいあなたならわかるでしょ?大腸の異常を見つけるならばしっかりした方は大腸をみてもらうべきなのです。
年々大腸ガンは増加しているのです。早期発見には車に車検があるように、大腸内視鏡を定期的にうけましょう!
大腸がんの検査は「きむらしろうクリニック」まで!